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あるcoins卒業生の現在

概要

coinsな人なら既卒、在学中、教員、入学予定、志望、退学、除籍、転類希望…どなたでもOKです 内容も自由です(coinsっぽくないことでもよいかと) 技術の話をするもよし、好きなガジェットを語るもよし、今は亡きcoinsLTについて語らうもよし、夢屋と松屋をかたるもよし、畑を案ずるもよし、なんでもありです

それではご自由にどうぞ

coins Advent Calendar 2016

「畑を案ずる」ってわたしのことなのでは……!

ということで、遅くなりましたが16年度coins卒業生がつくばに住み続けながら渋谷で働いている話をQ&Aっぽい形式でします。


わたしはだれ

通称くりす。情報科学類2010年度入学、2留の末2016卒。ちゃんと卒業しましたよ!いまだに大学に出入りしてますが。

今何してるか

BASE株式会社 というところでセキュリティエンジニアとして働きながら、休日はcoins14の @rairyuGO と畑をやったり、WORD編集部の連中と戯れたりしております。

今どこに住んでいるか

いまだに学生に混じってつくばに住んでいます。この決断に至った理由に、もともとつくば育ちである・都会より空気がずっときれい・大学の後輩と戯れ続けたい・畑を続けたい・車を手放したくない・つくばの家賃が安い・つくばの飯がうまい・引っ越しがだるい、などが挙げられます。

つくばから渋谷へ通うのには高速バスと東京メトロを使っております。バスというと職場の人は全員驚きましたが、必ず座れてトイレがついてるという利点は何物にも代えられません。さらにTXがつくば駅までなのに対しバスは大学の中まで来るので、うちにも近くて助かります。

どうして今の仕事を選んだか

実はBASE社が運営している PAY.JP という決済サービスの構築にはかなり前から関わっていました。いろいろあってPAY.JPに出会い、4年生当時にはフリーランサーとして週1でPAY.JP関係の仕事をしていたので、その延長で新卒入社という感じです。入社前にその職場がどんなところなのか、どういう人がいるのかという情報はバッチリ把握できましたし、逆にわたしのスキルや仕事への意欲といった情報を会社側に把握してもらうこともできていたので、理想的な就職でした。労働に対して敵意を向けているのは今も昔も変わっていないのですが、これなら続けていけそうです。

ありがとうBASE株式会社!

畑の調子は

今はタマネギとブロッコリーとニンジンと白菜が植わっています。ブロッコリーが収穫期真っ盛りで、ニンジンはちょっと未熟ですが柔らかくておいしいです。

広告欄

ネットショップ運営は BASE で!!

結論

つくばはいいぞ。

coins的イタズラ

なぁにこれ

coinsの人がcoinsっぽいことを書いていくアドベントカレンダーです。

coinsの人とは

  • coinsに所属している人
  • coinsに所属していた人(老害はほどほどにな)
  • これからcoinsの人(若さを分けてくれ)
  • 心がcoinsの人
  • 不埒なcoinsを評したい人

を指します

内容

  • 書けば官軍書かねば賊軍
  • 同じ阿呆なら書かねば損損

coins Advent Calendar 2015


そんなわけで、coins Advent Calendar 2015 12月18日付の記事はくりすが担当させていただきます。


まえがき

COINS*1 とは筑波大学における「情報科学類」の公式略称であり、当該学類やそこに所属する学生のことを指します。端的に言えばcoinsは変人の集団です。よく「恋人にしたくない学類No.1」にノミネートされています。しかしそんな学類を居心地良いと感じる人も多く、独特の雰囲気の中で皆、日々学問や趣味からくだらない遊びまで幅広く研鑽に励んでいます。 わたしもcoinsの2010年度生として現在卒業論文の執筆を進めております。6年次4年生です。いろいろあったんです。でもとうとう卒業が目前になり、coins生として様々な活動に励むのもあと3ヶ月程であると思うと感慨深いです。

今日はcoins界隈で嗜まれる「くだらない遊び」に焦点を当てた記事を、わたしのcoins生活最後となるアドベントカレンダー記事としてお届けします。


さて、coinsで嗜まれる遊びに「イタズラ」が挙げられます。一般常識に決して縛られないcoinsACの得意とする分野です。「計算機室のiMacを一斉に笑い出させる」程度の比較的無害なものから「学内の池にスワンボートを浮かべる」という一大プロジェクトまで様々な規模のものが実行された歴史があり、MITの「ハック」に相通ずるものがあります。そんなイタズラをひとつばかりピックアップしてみたいと思います。

計算機室のiMacで

coinsが保有する計算機室には、全部で100台を超えるiMacが設置されており、学生がいつでも自由に利用できる環境が整備されています。深夜にも利用している学生がちらほらおり、彼らの学習意欲の高さ(またはカリキュラムの厳しさ)を物語っています。そして、彼らは暇を持て余したcoins生のイタズラの格好のターゲットになります。

計算機室のiMacで稼働するすべてのOS X上ではSSHが稼働しており、アカウントを持っている学生はどこからでも自由にリモートログインできます。これを使わない手はありません。 SSHを用いてたくさんのホストにいっぺんにコマンドを送信するのに便利なのがansibleです。管理対象のホストではSSHさえ動いていればあとは何も要らないのが大きな利点です。 ansibleを用いて、計算機室のiMacで(怒られない範囲で)遊んでみましょう。

ターゲットとなる計算機室iMacのホストを設定*2したら、echoコマンドで試し撃ちしてみましょう。

$ ansible coins -i hosts -u <username> -a "echo uhihi"
foobar04.coins.tsukuba.ac.jp | success | rc=0 >>
uhihi

foobar03.coins.tsukuba.ac.jp | success | rc=0 >>
uhihi

foobar05.coins.tsukuba.ac.jp | success | rc=0 >>
uhihi

foobar01.coins.tsukuba.ac.jp | success | rc=0 >>
uhihi

foobar02.coins.tsukuba.ac.jp | success | rc=0 >>
uhihi

etc...

こんな感じで一度に複数のホストに簡単にコマンドを送信でき、その結果を確認できます。 あとはこれをsayコマンドで応用してMacに喋らせてみたり、afplayでwavやaiffを流してみたり、whoでどのマシンを誰が使っているか監視したり、カメラを起動してみたり*3、無限大の可能性が広がります。深夜にホラーじみた音声がそこかしこのiMacから発されたらたまったもんじゃありませんね。もちろんansibleのパワーはこれだけにとどまりませんので、みなさんのほうでガンガン開拓していけると意外な発見があるかもしれません。そして、学生生活中にこうして無駄遣いした技術力は、必ずや将来役立つ戦力となるでしょう。みなさんの今後に大いに期待しております。

おわりに

かならず おとなのひとといっしょに あそんでね!


*1 case insensitive
*2 ansibleの使い方を説明する記事ではないので省略。ここではホストグループをcoinsと設定した場合を想定して記述しています。
*3 このような盗撮行為が可能であることが判明したため、内蔵カメラにシールを貼る対策が今年実施されました。

「人文LT2」で発表しました

情報科のおじさんが、華の人文生たちによるLTに乱入してきました。 資料をアップロードしたのでどうぞご覧ください。

これはニホンゴですか? (推奨ブラウザ: Chrome*)

発音が日本語っぽい言葉を世界中から集めて、それらの意味や例文(?)を解説する内容です。


* またimpress.jsなんか使っちゃったからまっとうなブラウザじゃないと動きません。

最新のおふざけ

はい。

進捗どうですか?

Chromium 34.0.1 のみで動作確認。Firefoxはつらかった。


使用したsomething

impress.js

13日の金曜日

私の身の回りには、大学を中退、休学、留年をしている人が多い。 きっとそうしない人が大多数を占めるはずなのに、なぜか多い。 そして、そういう人たちはおもしろい。とても、おもしろい。

そこで、彼らに好きなことを書いてもらったものを集めたら、とてもおもしろいのではないかと考え、この「はぐれ学生アドベントカレンダー」を企画するに至りました。 本企画では「はぐれ学生」とは、先にも述べた大学などの学校を中退、休学、留年した方、また、仮面浪人やちょっと変わった進路を選んだ方などを指すことにします。 引用元 はぐれ学生 Advent Calendar 2013


そんなわけで、わたしくりすが、はぐれ学生 Advent Calendar 2013の12月13日ぶんの記事を担当します。Tracブログが若干読みにくいうえにたいへんな長文となりますが、どうか最後までお読みいただけますと幸いです。


まずは身の上話から

わたしについてはトップページおよびREADMEに自己紹介文を載せていますので御覧ください。 わたしは4年生の姿をした2年生です。すなわち留年×2。わたしも例によってへんな学生生活を送っています。2010年度に前期入試で入学したのですが、周囲にはACだと思われています。

ところでACって何のことでしょう?

「AC」は筑波大学公式の用語では「アドミッションセンター」を指し、ここが「AC入試」という特殊な入試を行っています。情報科学類のAC入試は、主に今までに実践してきた「へんなこと」をアピールしに、「自宅の庭でジェットエンジンを作った」だの、「SELinuxをdisった」だのおもしろいネタを持った人たちがたくさん来る入試です。AC入試で入学した人たちは学生間で俗に「AC」、または「アタマ・クレイジー」「アホ・コレクション」などと呼ばれています。

∃筑波大生 ⊃ (AC ∩ 留年)

さて、彼らはこういった感じの曲芸には長けているのですが、なにぶん入試が早く、またいわゆる試験勉強をさほど必要としないので、理系にもかかわらず「数IIICを履修していない」というACたちもいます。そして、入学して即、解析学Iをはじめとする基礎科目群にいじめられるわけです。こういった経緯もありACは擢んでて留年率が高いといわれています。

実はACの留年率が高い理由は「一般に言う勉強ができない」というものはほんの一例にすぎず、実際にACを観察してみますと、起業している方が大勢いるのです。ソフトイーサ社CEOの@dnoboriさん、ゲヒルン社CEOの@isidaiさん、Has-Key社CEOの@opentakaさん、BearTail社CEOの@96kuroxさんなど、技術力、経営力、そして行動力を持ったACたちは起業し、ビジネスのほうに尽力していくのです。彼らが「勉強してる場合じゃねえ!!」とのたまい[要出典]大学生活を擲って産み出したプロダクトが、今この瞬間も世界を動かしています。


お待たせしました。ここからが本題です。ACはビジネスに傾倒するというお話をしましたし、今日は13日の金曜日ですので、以下ではわたしが最初に関わったベンチャービジネスの怖い話をしましょう。

わたしもビジネスに傾倒していた頃があります。あれはわたしがまだ大学の1年生の頃、ほぼちょうど3年前のことでした。(おもむろにサントラが鳴り出す)

2010.12

この頃からわたしが関わるようになった組織*1をM社と呼びましょう。それは、突然のSkypeコンタクト申請から始まりました。プロフィールによると、わたしの3つ上の女性らしい。M社ヘッドハンターの彼女の口車にまんまと乗せられ、組織代表者の男性と京都で会い、夢にあふれるへんな話をしてきました。その後もひたすらにうまい話を聞かさされたり、同じようにして集められてきたウェイ共と一緒に「会議」と称する集会を開いては「俺らはこんなに儲かるぞムッホッホ」みたいな中身の薄い話をしたり、大学を休んでは*2大手銀行やベンチャーキャピタル、代表者の知り合いの企業などを巡って夢を語り、「今日は商談だ」などとその様子をTwitterで実況して自慢している気分に浸ったりしました。なお、いずれも成果を結んだかどうかは、わたしは知り得ませんでした(代表者によると「極秘」らしい)。

2011.05

そうこうしているといつの間にかオフィスが港区某所に爆誕していたのでした。資金調達がうまくいったのかな?と思ったのですが、ほどなくカラクリを知りました。「受託開発」によって資金を錬成するというのです。この頃のわたしはITビジネス童貞を捨てた矢先で、「受託開発」が滅亡の始まりであるとは塵ほども思わなかったのです。むしろ、開発の成功によって与えられる報酬の額に目が眩んでおりました。なんでも、数百万円であったその案件のうち半額を持って行ってよいと、代表者自らが話したのです。それをすっかり信じこんで意気揚々と例の案件に取り組み始めたわけですが、やがてこれは炎上案件へと変貌するのでした。余計な話ですが、この頃には先ほどのヘッドハンターと代表者がデキていたようです(どこでアレしたのか知らんけどその後ほどなくしてデキ婚キメるという荒ぶりっぷり)。

2011.03

と、その前にひとつアヤシイなと思った事件はありました。2011年3月、そう、東日本大震災があったあのときです。すぐに代表者から連絡があったのですが、内容はわたしの安否確認ではなく、サーバの安否確認でした。些細なことに思われますが、人員の心配をしない経営体制というのは、人間をダメにする企業の決定的な特徴です。彼らが大事にするものは商売道具であり、人間ではありません。死にたくなければ、そういう兆候のみられる企業で働いてはいけません。

2011.05.22

炎上案件の話に戻りますが、まず、進捗がない。確かにわたしの不勉強や怠慢(「学業の優先」ともいう)もありましたが、そもそもプロジェクトに危機管理という概念がまるで無かったのが、諸悪の根源でした。大学に入ったばかりのケツの青い学生が何人かいるだけのグループがシステムを製作するということは右往左往するのは火を見るより明らかであるにもかかわらず、プロジェクトが瀕死となってはじめて騒ぎが起こったということです。クライアントの代表者さんは非常に優しいお方でしたが、それでも風当たりが強くなるのが感じられました。
進捗がないのなら錬成するしかないということで、5日間例のオフィスにこもりっぱなしになることも3度ほどあり、たくさんの単位を滅ぼしてしまいました。代表者はわたしが大学を休んでまでオフィスにやってくるのを喜んでいましたが、冷静に考えると変でした。

2011.05.24

さらに、我々の代表者が経営者としての自覚を持っていませんでした。というのも、彼は企業における「経営者責任」をまるで認知していませんでした。これには資金繰りや末端従業員のケツ拭いなどが含まれますが、わたしが上記のようなポカをやらかしたことを報告すると、「オフィス代が払えない」だの、「お前の失敗のせいで俺がオフィス代を払うのか」などとまくしたてられ*3、たいへん気の弱いわたしはオフィス賃料24.3万円を振り込んでしまいました。彼はというと「それがお前の責任の取り方なんだ」となぜか否定的。そうしてほしかったものだと思っていました。

2011.06

ここまでひどい事件が発生しましたし、よくよく考えるとこの実に半年間、一度たりともお金をもらっていませんでした。あちこちで膨れ上がる負債のにおいを感じとって初めて、M社はわたしにとって害悪であることに気づきました。弁護士のもとで働いている友人をはじめとする周囲の人物に相談をもちかけ、たくさん意見を仰ぎました。結局、6月に示談が成立したのちにM社を脱退しましたが、払われた賠償金はわたしの主張の1/3程度(両者合意の2/3)でした。そして、約束を果たさぬままいつの間にかいなくなっていました。

2011.06.09 - Present

その後彼らとは一切の連絡を断って2年半が経ち、今に至ります*4が、たまに噂を聞くに、契約書を作らないなどふざけた経営をしていたそうです。

2011.08

わたしはといいますと、事件が終結した2ヶ月後からずっと個人事業主として、ささやかながら何かをやっております。確定申告がめんどくさいです。今フリーランスとして気の向くままにやっている仕事は、主にベンチャービジネスをターゲットとしていますが、彼らは金のあるところとないところの差が激しいです。とくに生まれたてのベンチャービジネスはお金を持っていません。彼らと仕事をするときは、その報酬が1年くらい入らない覚悟が必要だと思っています。


*1 当時はまだ登記登録されていなかったのでした。以降「M社」と示しますが、わたしが関係のあった期間中は会社ではありませんでした。
*2 中間試験を休んで商談へ向かうというとってもバカ極まりない行為もやらかしました。留年のきっかけとなったのは言うまでもありません。
*3 経営者としておかしいだけでなく、どうも脅迫罪が成立するようです。Skypeのログという証跡もありましたが、後述のように結局示談としました。
*4 この記事を書くにあたって久しぶりにM社ホームページ(なぜか未だにある!!)や関係者のFacebookなどを眺めてみましたが、関係者らはもはやM社に言及することはなく、M社は存在するのかどうか判別できませんでした。


以上が、わたしの大学1~2年生の思い出であり、1回目の留年のきっかけとなったへんな出来事です。わたしの話からみなさんが何でもいいので感じ取っていただければ幸いです。

The End.

軽くメモ

PythonでJavaScriptを評価するのにPyV8を使おうとするも、インストールに苦労した。

easy_install
503を吐いてたので使えなかった
pip
setup.pyがうんこだったので使えなかった
setup.py
setup.pyのextra_link_args = []extra_link_args = ['-lrt']に置き換えることで、 C++のclock_gettime()を呼び出せない問題を解決。リンキングのオプションがタコだった。

Tracの設定を見なおしたりしてみました

自分のアカウントでhttp-basic認証でログインしていても、どうもAdminメニューからTracの一般設定ができないと思っていました。

結局何が問題だったかというと、自分のアカウントにTRAC_ADMINが設定されていなかっただけでした。凡ミス。
次のコマンドにて解決。

trac@reimu ~:$ trac-admin ~/your_trac_project permission add foo TRAC_ADMIN

先日のブログエントリに記載したコマンドを、自分で実行するのを忘れていたとは。

さらに検証してみると、TRAC_ADMINでなかったのにAdminメニューが選択できたのは、自分がBLOG_ADMINだったからでした。


あれ?と思ったら、まずは設定から見なおしてみると十中八九なんか見つかります。


それはそうと、SharingButtonsPluginを導入してみました。
Wikiにはボタンが設置されたことを確認しましたが、Blogはどうやら外部プラグインを使っているため非対応なのか、表示されません。
暇があったら、様々なプラグインにも対応できるようにこれを改造してみてもいいかもしれませんね。