== 3. 知識と推論 == === 3-3 推論 === 質問に対して答えを導くこと * 「山本君は3年2組の生徒である」 * 「3年2組の担任は松田先生である」 * Q. 「山本君の担任は誰ですか」 * A. 「松田先生です」 三段論法 (A ⊃ B) ∧ (B ⊃ C) ⊃ (A ⊃ C) * 事実と規則から結論を導き出す → 演繹 * 事実と結論から規則を導き出す → 帰納 * 規則と結論から事実を導き出す → 推定 '''「山本君の担任は松田先生である」という知識は無いが、導き出せる (推論)''' ⇔ 検索 == 4. エキスパートシステム == === 4.1 エキスパートシステムの構成 === {{{ 知識ベース ↑ ↓ 推論機構 → 推論過程説明モジュール ↑ ↓ ユーザインタフェース }}} === 4-3 AIツール === {{{ 空の知識ベース  ↑ ↓ 推論機構 ↑ ↓ ユーザインタフェース }}} 1. ルール型システム 2. フレーム型システム 3. 黒板型システム === 4-4 AI言語 === * FORTRAN * COBOL * Lisp * Prolog === 4-5 AIワークステーション === === 4-6 Knowledge Engineer === * 専門知識を知識ベースに入れるのを助ける人  * 専門家から知識を抽出 * 知識を整理 * 知識ベースに知識を入れる * AIツールを選ぶ === 4-7 確信度 === === 4-8 規則の選択 === Ex) 化学薬品がこぼれたときの解決方法を推論するエキスパートシステムのメタ規則 * 高い材料を使う規則を使う前に安い規則を使う * 危険度が低い規則を優先して使う === 4-9 知識獲得 === * ナレッジエンジニアが行う * 専門家が自分で入力 === 4-10 エキスパートシステムの分類 === * 解析型 * 予測システム * 故障診断 * 医療診断・制御 * コンサルテーション * 合成型 * 分子構造決定 * LSI設計