wiki:GB20301/2013-11-12

6. 人工生命

Artificial Life

「あり得る生命」を人工的に作り出すことによって、機能としての生命の本質について理解を深める。

1987年 国際ワークショップ

  • 科学的立場
    • 生命に対する理解を深める
  • 工学的立場
    • 生命現象にならった人工物の設計論
  • 芸術的立場
    • 生命を感じさせる映像や音楽を作り出す
ウェットウェアアプローチ
  • 高分子化合物を使った化学反応→物質代謝、自己増殖などの生命現象を再現する
  • 試験管内での進化を実験する→人工細胞

ソフトウェア

6.1 セルラーオートマトン

  • セル: ある時刻tに状態sをとる
  • 次の時刻の状態: st+1
  • 近隣のセルの状態をもとに、あらかじめ決めておいた遷移規則により変更 (すべてのセルに同時に適用)

生きているかのような形をつくることができる

状態の遷移の結果位置が徐々にずれていく→グライダー

6.2 発達システム

生物の成長過程をモデル化

例) L-システム 植物の発達プロセスを形式的に記述 (binary treeとか)

6.3 人為選択による創造支援

GA (Genetic Algorithm)

6.4 生態系の進化

生物進化における適合度→個体が子孫を残せる確率

環境と個体の相互作用

  • コロニーの形成
  • 有性生殖
  • 捕食関係
  • 寄生関係
  • 共生関係

人工生命: こういうものをコンピュータ上で行う

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